青島サミットが開放の魅力を発信 多国籍企業が対中投資を拡大

2025-06-22

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6月19日、第6回多国籍企業リーダー青島サミットのゲスト通路で質問をするヒューマノイドロボット。当日、山東省政府と商務部が共催する「第6回多国籍企業リーダー青島サミット」が、山東省青島市で開幕し、43カ国・地域からの570人のゲストが一堂に会しました。今回のテーマは「多国籍企業と中国――世界をリンクして協力とウィンウィンを図る」で、多国籍企業の間での政策対話、産業連携、プロジェクト協力のための交流のプラットフォームの役割を果たしました。写真提供・新華社

黄海の浜で、才能が花開きます。第6回多国籍企業リーダー青島サミットは6月18日から20日まで開催され、世界43の国と地域からの570人の多国籍企業リーダーが一堂に会し、中国のハイレベルな開放がもたらす新たなチャンスについて語り、実際の行動で中国市場に根付く自信を示しました。

同サミットは、中国市場の規模ポテンシャル、産業高度化の原動力および持続的に最適化されるビジネス環境が、グローバル資本、特に新しい勢力の積極的な進出を引きつけていると明確に示しました。

中国市場の潜在力に期待

今回のサミットでは「新顔」が注目を集めています。データによると、同サミットに初参加の企業は100社を超え、ゲストのうち「新顔」が131人に達し、総数の23%を占めています。ベトナムやエジプトを含む9カ国の企業が初めて登場し、エマージングマーケットからの多国籍企業は50%以上を占め、世界のエマージングマーケット資本に対する中国の魅力を示しています。

この新しい勢力は、投資の明るい展望をもたらしました。初参加となるサウジアラビア・東南アジアビジネス評議会のオサマ・コカンディ理事は、「人工知能とハイエンド製造業を中心に、ビジネス協力の架け橋を築くため、このサミットに参加した」と明確な目標を掲げました。

ハイエンド工作機械メーカーであるIBARMIA中国地域総経理の栄屹航氏は、「中国市場は当社の世界売上の20~25%を占めており、当社の発展にとって非常に重要だ。中国市場の潜在力に期待しており、最近上海にショールームを増設し、中国工場の生産能力を拡大する予定だ」と述べました。

中国の巨大な消費市場、高まる需要、そして広大な協力の可能性は、多国籍企業に成長するための優れた環境を提供し続けています。「中国は依然として世界最大の市場の一つであり、われわれは投資を増やし、重点的に発展しなければならない」と、金鷹集団の業務執行取締役・総経理の陳昱廷氏は述べました。

投資の新しい分野を開拓

中国の力強く発展している新産業、新技術、特に新たな質の生産力分野が示す活力は、グローバル投資を誘致する強い磁場となり、外資は高付加価値、ハイテク、グリーン低炭素、および新興分野への拡大を加速させています。

今回のサミットで特別に設置された低空経済フォーラムは満席で、複数の多国籍企業が中国企業と協力したいと表明しました。

低空経済のほか、人工知能、半導体、新エネルギー、ヒューマノイドロボットなども多国籍企業の投資の焦点となっています。

同サミットでは、ドイツ・アルマティス社のチャールズ・コンプソン最高商務責任者は、「焼成アルミナ工場の新設に基礎を築いている。これは中国で4回目の重要な投資で、半導体や電気自動車バッテリー分野の急激な需要増加に対応することが目的だ」と明らかにしました。

中国に15億ユーロ以上を投資しているベルギーのベカルトグループも、伝統的な事業から再生可能エネルギーおよびグリーンビルディングソリューション分野に戦略的重点を移しました。同社中国地域責任者の李克氏は上海証券報記者の取材に対して、「中国は『ダブルカーボン』目標を継続的に推進しているため、ベカルトのようなグリーン技術の企業に大きなチャンスをもたらしている」と述べました。

商務部研究院が同サミットで発表した報告書「中国における多国籍企業」は、製造業における外資の投資焦点が、医薬品製造、電子および通信機器製造などのハイテク分野に移し、ビジネスサービス業界や科学研究・技術サービス業界における外資の割合が大幅に増加しているという傾向を裏づけました。

開放政策の効果が持続的に発揮

「ハイレベルな開放」は、同サミットで熱く議論された話題です。多くの外資系企業の経営者は、中国のハイレベルな開放は中国に根付く原動力だと述べました。

CJグループは中国に投資する最初の世界トップ500の韓国企業で、青島に拠点を据えて30年余りで13回増資しました。同社の責任者は優れたビジネス環境がその理由だと述べています。

もう一つの世界トップ500企業であるタイソンフーズ大中華区総裁の劉筱玲氏は、「中国の絶えず最適化されているビジネス環境は、持続的・長期的・安定的に中国に根付く自信をさらに固めている」と述べました。

中国の制度型開放拡大の歩みは揺るぎなくて力強いです。新版外資参入ネガティブリストは縮小され、ビジネス環境の革新やグリーン低炭素発展などに向けた支援政策が相次いで実施されています。

今回のサミットで、CJグループのグローバル副総裁・中国地域総裁のユン・ドヒョン氏は次のように述べました。「世界経済構造が複雑で絶えず変化する中で、多くの外資系大手企業が依然として中国への投資を増やし続けていることは、紛れもなく世界市場が中国の発展の可能性に対する信頼を示している」。


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