このほど、総投資額2800万ドルの日本ハイエンドスマートインバータ制御システム研究開発センター及び生産拠点プロジェクトは自由貿易試験区青島エリアで正式に生産を開始しました。これは青島スマート家電産業チェーンが再びグレードアップしたことを示すもので、また、試験区青島エリアのスマート家電産業の質の高い発展の促進、及び世界一流のスマート家電先進製造集積区域の構築に堅固な基盤を築きました。
情報によると、日本株式会社アンドリューズと青島斑科変頻技術有限公司が共同で建設した同プロジェクトは、23の生産ライン、68台(セット)のプロセス機器を有し、直流インバータ空調電気制御アセンブリ、ヒートポンプ電気制御アセンブリ、及び電気自動車用熱管理システムを年間800万セット以上生産する能力を有し、インバータ制御機器などの中核部品の現地化生産を実現することができます。プロジェクトが設計生産能力に到達したら、約400名の雇用創出が見込まれ、同エリアのスマート家電企業の生産コストを削減するほか、産業チェーンの関連体系をさらに充実させることが期待されます。
プロジェクトの効率的な生産開始を確保し、企業の生産能力の向上を加速させるために、同エリアの関係部門は事前に訪問調査を行い、プロジェクトの生産経営状況及び具体的な要望を把握し、企業の生産上の問題や困難の解決を支援し、各生産活動の着実な推進を確保しました。
自由貿易試験区青島エリア先進製造業の競争優位産業として、スマート家電産業は、現時点では22件のプロジェクトと、3つの世界レベルの「ライトハウス工場」を集め、実現したプロジェクトの総投資額は130億元を超えています。2025年に入ってから、スマート家電産業の生産高は安定した成長を維持し、年間生産高が再び過去最高を更新する見込みです。
日本ハイエンドインバータや海爾(ハイアール)水生態など、多くの優良プロジェクトの参入につれ、自由貿易試験区青島エリアはスマート家電産業のハイエンドスマート化及び国際化の面で著しい進展を遂げています。今後、同エリアは引き続きハイエンドプロジェクトを誘致し、スマート家電と集積回路、省エネ・環境保護などの産業との高度な融合を推進し、世界をリードするスマート家電先進製造業工場の集積地という地位をさらに強化し、地域経済の質の高い発展に貢献していきます。